社会新報

【8・15】敗戦81年の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で ~ 福島党首が不戦の誓い

福島党首は六角堂の前で「誓いの言葉」を述べた。(8月15日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑)

 

 

敗戦から81年を迎えた8月15日、フォーラム平和・人権・環境の主催による「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」が東京・千代田区の国立「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」で開かれ、約200人が参加した。無名戦没者の遺骨を納めた六角堂の前で、社民党の福島みずほ党首(参院議員)が「誓いの言葉」を捧げた。

福島党首は冒頭、「全ての戦争犠牲者に対し、心から哀悼の意を表する」と述べた。

国家主義法制に危機感

福島党首は先の国会を振り返り、国旗損壊罪法や国家情報会議設置法など国家主義的な法律の強行成立が相次いだことや、補正予算も含めれば11兆円に達する大軍拡の防衛予算、殺傷能力のある武器を輸出できる「死の商人国家」に変貌してしまったことなどに強い危機感を表明した。

そして、福島党首は平和憲法の尊さについて「高市首相はホルムズ海峡に自衛隊を送りたかったが、それはできなかった。間違いなく憲法9条があるからだ。9条は、自衛隊が戦争に加担すること、自衛隊員の命が奪われることを阻止した」と強調。その上で、「戦争と差別・排外主義ではなく、平和と平等が手を携えてやってくる社会の実現に向けて力を尽くす」と訴えた。

正午に黙とうを捧げ、主催者を代表して、平和フォーラムの染裕之・共同代表が「平和への誓いと慰霊のことば」を読み上げた。

福島党首の他、立憲民主党の吉田忠智参院議員が水岡俊一代表の談話を代読し、戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏事務局長が「民間交流こそが平和をつくる」と題するスピーチを行なった。また中道改革連合の小川淳也代表の談話をI女性会議の大塚優子さんが読み上げた。その後、参加者が六角堂前に献花した。