
左側が社民党の福島党首、服部幹事長、ラサール副党首。右側が共産党の田村委員長、小池書記局長、山添政策委員長。
社会民主党の福島みずほ党首と日本共産党の田村智子委員長が10月17日、参院議員会館で会談し、自民党と日本維新の会による政権協議で維新側が議員定数削減を求めていることについて、多様な民意と少数政党を切り捨てる暴挙であり、断固反対することで一致した。今後、両党が極右的な政治の流れを止めるため、諸課題で緊密に連携していくことを確認。そもそも定数削減問題は国会で決めることであり、政権合意に入れること自体、三権分立を無視した立法府への介入であり、許されるものではないとの認識を共有化した。
また、「治安維持法の再来」ともいえる危険なスパイ防止法を制定させない闘いでの連携も確認。そして今月中に来日を予定するトランプ大統領が日本の新首相に対して、防衛費をGDP比2%から3.5%に拡大するよう要求するのではないかと懸念されていることについて、市民生活を破壊する大軍拡であり、断固阻止することでも一致した。