社会新報

【7月3日のラサール幹事長と西尾政審会長会見】水俣病と空襲の被害者救済を ~ 超党派で議員立法を提出

 

ラサール石井幹事長(参院議員)と西尾慧吾政審会長が7月3日、参院議員会館で会見し、皇室典範改正案を批判し、超党派の議員立法で水俣病救済新法案と空襲被害者救済法案を参院に提出する予定であることを報告した。
冒頭、今回は法案の賛否に関する報告はないと話した。国会が空転し本会議が開かれていないためだ。その状況でも高市内閣が皇室典範改正案を閣議決定したことについて、幹事長は強く批判した。内容を見ると、縁組した養子の子どもが男子ならば皇位継承権が得られるなど、立法府の全体会議で議論されていないことが多数盛り込まれている。この問題を法案提出者側にただすと、「書かれていないことは現行法に準ずる」と答えた。これに対して「だまし討ちではないか」と強い憤りを示した。
続いて、幹事長は先日、鹿児島県出水市で開かれた水俣病被害者の救済を目指す交流集会に参加したことを報告した。水俣病の患者団体の方々が複数回、事務所を訪問したことが端緒となり、7月9日に超党派で水俣病救済新法を提出することが決定し、福島党首が発議者、幹事長は賛成者となることが報告された。ただし、やはり国会の状況により日程がずれ込む可能性もあるとのことである。
最後に、西尾政審会長からは、先月末に各党の取りまとめが行なわれた空襲被害者の救済法案を超党派の議員立法で提出する動きが出ていることが報告された。空襲被害者救済のための法案は、社会党・社民党が計14回にわたって提出してきた。政審会長は、救済法案が成立すれば国家補償と被害実態の解明という積年の懸案解決の糸口になると期待していると述べた。