社会新報

参院神奈川選挙区に金子豊貴男さんの擁立を決定~平和運動のエキスパート、元相模原市議

記者会見する金子さん(左)と福島党首。(4月25日、参院議員会館)

左から服部幹事長、金子さん、福島党首。

 

 社民党全国連合は4月24日の持ち回り常任幹事会で、参院選神奈川選挙区の公認候補として、新人で党神奈川県連幹事長、元相模原市議の金子豊貴男さんを擁立することを決めた。 

 金子さんは1950年生まれ。明治大学卒。91年、相模原市議に初当選以来、連続8期を務め、米軍厚木基地爆音防止訴訟団の代表などに尽力し、平和運動のエキスパートとして活躍してきた。

 翌25日、参院議員会館で金子さんは福島みずほ党首と共に記者会見を行ない、次のように訴えた。

 「平和なくして福祉なし、平和なくして文化なし。市民生活でいちばん大事なのは平和だ。私は米軍厚木基地の爆音被害を訴える裁判を1976年から取り組み、現在、第5次裁判の副団長を務めている。第4次爆音訴訟では横浜地裁が夜間飛行差し止めの画期的判決を出した。この活動を基に全国8つの爆音訴訟の連絡会代表を務めている。平和の旗をしっかりと掲げる」