社会新報

国会正門前に27000人 ~「めちゃくちゃな政治」に怒り

国会正門前はペンライトと熱いコールに包まれた。(7月10日)

福島党首(右)や五十嵐やす子板橋区議(左)らも参加。

 

「めちゃくちゃな政治に抗議します」と銘打つ行動が10日夜、国会正門前で行なわれ、2万7000人が参加した。主催は市民団体「WE WANT OUR FUTURE」。社民党からは福島みずほ党首や五十嵐やす子板橋区議らも参加。「えん罪被害者が求める再審法改正を!」の横断幕を掲げた。
主催団体のeriさんは、「いま行なわれている政治に抗議したい理由は本当にたくさんあって、しかも日々更新される。市民を無視して暮らしのための法案は先延ばし、緊急性の低い、市民の自由や権利を侵害する法案はどんどん通っていく」と強い危機感を表明。「めちゃくちゃとしか表現できない状況だ」とアクションのタイトルの意味を説明すると、参加者たちから「そうだ!」と声が上がった。
市民の代表としてさまざまな立場の参加者がスピーチ。小学生・中学生・高校生の3人の子どもの母親である女性は、「子どもから、戦争になったら俺は行くの? と聞かれ、以前なら日本には憲法があるから大丈夫と答えられたが、『もしかしたら行くことになるかもしれない』と答えた」と悲痛な思いを語った。
現役弁護士の男性は、「国旗損壊罪法案には立法事実がない」と批判した。
「ノーモア!えん罪プロジェクト実行委員会」プロジェクトリーダーの鴨志田祐美弁護士は、「憲法で、全て国民は個人として尊重されると示されているのだから、無実なのに処罰されてよい人なんて一人もいてはいけない」と訴えた。そして「えん罪を晴らすことができず、何十年も闘っている人がいる。戦前からある古ぼけた再審法が間違っているからだ」と語気を強め、抜け穴だらけの政府の再審法改正案を厳しく批判した。