社会新報

【6月24日の福島党首会見】沖縄慰霊の日に「沖縄を二度と戦場にさせない」と誓う ~ 皇室典範改正案の要綱について「女性天皇の議論がない」と疑問を呈する

 

社民党の福島みずほ党首は624日、参院議員会館で会見を行ない、沖縄慰霊の日や皇室典範改正要綱、個人情報保護法改正案などについて語った。

会見冒頭、福島党首は、23日が沖縄慰霊の日であったことに触れ、「日本で唯一地上戦を経験した沖縄ではこの日、本島のさまざまなところで慰霊式が行なわれている。そのことをしっかり心に刻んで、二度と沖縄を戦場にさせないこと、日本で戦争をしないこと、そのためにも政治が頑張るべき時だと思っている」と述べた。また、沖縄戦遺骨収集団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんと共に政府交渉を行なったと報告。「具志堅さんは、『台湾有事は存立危機事態になり得る』との高市首相発言で日中関係が非常に緊張感を増した。その発言を撤回してから沖縄に来てほしいと強く言っていた。緊張感を強化する方向ではなく、平和的に解決するようなことを政治はやるべきだ」と語った。

この日公表された皇室典範改正案の要綱について、「女性天皇を認めるかどうかについては今までも一切議論がない」と指摘。「この法案は30年間経ったら見直すとしているから、女性天皇を認めるかどうかは今後30年間議論しないということではないか。拙速に成立させるべきものなのか」として、女性天皇容認の世論と乖離した内容に疑問を呈した。

衆院を通過して参議デジタル特別委員会で審議中の個人情報保護法案の改正案については「これは個人の情報を第三者に売却できるというもので、売られる先の認定も資格要件も一切ない。問題が起きたら(行政機関の)個人情報委員会が問題にするとしているが、いったん外へ出て悪用された情報を止めることはできない」と懸念を表明。「これでは個人情報委員会ではなく、個人情報ダダ漏れ委員会だ」と厳しく批判した。