社会新報

【7月22日の福島党首会見】膨大な予算を要す「副首都」法案について「非現実的で、維新のための変な法案だ」と批判 ~ 参院憲法審での改憲手続き法案可決を厳しく批判

 

社民党の福島みずほ党首は7月22日、参院議員会館で記者会見を開き、国会の会期延長などについて語った。冒頭、「暑い日が続いている。熱中症にならないように本当にお気をつけて」と記者を気遣った。

福島党首は、国会の会期延長について「めちゃくちゃな国会が続いている」と批判。「先週17日に会期を25日まで8日間延長したにもかかわらず、審議が全く進んでいない」と指摘し、「何のための会期延長なのか」と疑問を投げかけた。

「副首都」法案についても「たった2日間で上げるのか。参考人質疑をやってすぐ採決というようなやり方は本当にひどい」と非難。首都と大阪の構想を無理やり結びつける首都機能移転は膨大なお金がかかるとして、「非現実的で、維新のための変な法案だ」と批判した。

会見当日に参院憲法審査会で国民投票手続法改正案が可決されたことにも「本当にひどい状況だ」と強く批判。「CMは投票の2週間前まで全く自由でやれる。インターネットの規制などは議論になっていない。最低投票率の規定もない。投票率がとても低かった場合、例えば4割の人が投票率40%21%が賛成したら憲法を変えられるというのは問題。最低投票率を規定すべきだ」と訴えた。

政府与党の乱暴な国会運営についても高市首相の責任を指摘。「自分の思ったとおりにならないと嫌だ、自分が思ったとおりに国会の運営をしたいというのが、この大混乱の中の根本原因だ」と指摘。「法律がこういう不十分な形で成立していくことは禍根を残す」と懸念した。

高市政権がまとめた「骨太の方針2026」の原案に盛り込まれた弾薬工場の公設民営化検討についても厳しく批判した。