声明・談話

【談話】広島原爆の日を迎えて

2021年8月6日

社会民主党幹事長 服部良一

  1. 本日、広島市への原爆投下から76回目の8月6日を迎える。原爆投下から1945年12月末までに約14万人の尊い命が犠牲になり、今なお名前が特定できないケースや行方がわからないまま弔われないままの方も多数おられる。社会民主党は原爆によって命を落とされた総ての方々に対し、心から哀悼の誠を捧げるとともにこの惨禍を2度と繰り返すことのないよう、核兵器の廃絶と国際平和の実現に全力で臨むことを誓う。
  2.  被爆による身体症状に苦しんでいるにも関わらず、今なお被爆者と認定されず救済がなされていない方々がいる。7月26日には「黒い雨」訴訟広島高裁判決について国が上告を断念し原告側の勝訴が確定、被爆から76年を経て、ようやく権利救済への光が差した。被爆者の高齢化が進み平均年齢が84歳となる中、残された時間はない。社会民主党は被爆者援護法の運用改善による迅速な被爆者認定と被爆者健康手帳の交付を実現するために努力する。
  3. 核兵器禁止条約が発効してから初めての8月6日である。「核と人類は共存できない」というメッセージを世界に発信し続け、核のない世界の実現に向けた取り組みを先頭に立って担うことは唯一の戦争被爆国である日本の使命であり、アメリカの「核の傘」の下で沈黙を貫くことは国際社会に対して恥である。社会民主党は核兵器禁止条約の発効に尽力してきたICANをはじめとする世界中のみなさん、日本の批准を求めて取り組みを進めている広範な運動団体など市民のみなさん、被爆者の語りを記録し語り継ぐ地道な取り組みを行うすべてのみなさんに心から敬意と連帯の意思を表明し、条約への署名・批准を必ず実現するために奮闘する。