自民・社民・さきがけ3党の政策合意に関して


 総選挙後の政局運営について協議を重ねてきた自民・社民・さきがけ の3党は、10月31日、政策について合意をした。

 以下は、合意文章の全文です。


第2次橋本内閣発足にあたっての3党合意

 自由民主党、社会民主党、新党さきがけの3党は、第41回衆議院議員総選挙後 の政見の枠組みについて協議をおこなった。その結果、3党はこれまでの2年余の 与党しての連立政権の成果を積極的に評価し、第2次橋本政権の発足に当たり、 新たな政策協議を踏まえ、左記に掲げる事項を確認する。

1.新たな政策合意について

 自由民主党、社会民主党、新党さきがけの3党は、新たな政策協議を行った結果、 次の通り合意した。今後、この合意に基づき、3党はその速やかな実現に最優先で 取り組むこととする。

 なお、合意に至らなかった事項については、各党の考えを尊重し合うことを確認す る。

(1)3党協議での合意した事項(別紙)

(2)合意にいたらなかったが、さらに協議を継続することとした事項(別紙)

1.3党協議の運営、意思決定について

 3党間の政策決定、国会運営等を緊密に協議するための協議の場を次の通り設置す る。

(1)党首協議

(2)与党責任者会議

 三党の意思決定機関とし、随時協議を行う。

 メンバーは次の通りとする。


(3)与党政策調整会議

 3党間で政策合意した事項および継続する事項を調査・決定するため、「与党政策 調査会議」をおき、定期的に協議する。この 場では、新たな政策合意事項等に加え、予算案、関連法律案等、通常政府が国会に提 出する案件も取り扱うが、個別の省庁別調査 会議は設置しない。

(4)与党国会対策会議

 3党の衆参国会対策委員長等で国会対策について随時協議する。



 自由民主党・社会民主党・新党さきがけ三党は、以上の事項を確認し、今後協力し ていくことを合意する。