2002年10月29日
社会民主党全国連合
幹事長 福島瑞穂
本日、政府は、厚木基地周辺住民が訴えてきた爆音訴訟の横浜地裁判決を不服として全面控訴した。今月16日の地裁判決は、厚木基地における米軍機の訓練飛行騒音が受忍限度を越え、騒音被害を低減させるための国の努力も足りないと明確に示したものである。
今回の控訴は、裁判所も認める騒音被害を放置し、40年間にわたって厚木基地爆音に苦しめられてきた周辺住民の願いを踏みにじる行為である。社会民主党は、政府の控訴に対して強く抗議するとともに、離発着訓練の硫黄島全面移転などの抜本的音源対策を求めるものである。
以上