2003年4月15日

松浪健四郎衆院議員の秘書給与肩代わり疑惑について(談話)

社会民主党全国連合
幹事長 福島瑞穂

  1. 保守新党の松浪健四郎衆院議員が1997年から98年にかけて、当時暴力団組員が会長をしていた土木建設会社に、私設秘書の給与275万円を肩代わりさせていた疑いが浮上した。まず、松浪議員本人が事実関係について釈明すべきであり、その上で関係者の参考人招致などを通じ、国会の場で疑惑解明を進めるべきである。

  2. 報道では、暴力団組員だった会長の談合事件に絡み、警察に捜査状況を照会していたとも伝えられている。だとすれば、秘書給与の肩代わりにとどまらず、見返りとして暴力団関係者に便宜供与を図っていたことにもなりかねない。議員としてあるまじき行為であり、国民の政治不信を助長させた責任も大きい。疑惑が事実であるならば、ただちに議員辞職することを求める。