2003年12月12日

党に対する不審郵便物の件について(談話)

社会民主党全国連合
幹事長代行 中西績介

  1. 本日午前、東京・中央郵便局から党に対し、福島瑞穂党首、土井たか子前党首宛てと見られる不審郵便物があるとの連絡があり、同郵便局が警察に郵便物を任意提出したところ、実弾のようなもの二発が同封されていたことが明らかになった。民主主義と政党政治に対する重大な挑戦であり、卑劣な行為である。

  2. 昨年11月にも、「朝鮮征伐隊」を名乗る者から、党本部に実弾のようなものが同封された脅迫状が送られてきた。以来、類似の事件が各地で頻発していることは周知の通りであり、犯人や背後関係の特定に至っていない。実弾などを使った悪質な行為が、繰り返されてしまうような風潮にも強く警鐘を打ち鳴らさざるを得ない。

  3. 社民党は、昨年の事件も含め、捜査が進展し、一刻も早く真相が明らかになることを強く望む。同時に、このような悪質な事件に屈せず、平和と民主主義を守るために、一層の努力を傾注するものである。

以上