2004年7月18日
社会民主党
幹事長 又市征治
本日、拉致被害者である曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんが病気治療の目的で、ご家族と一緒に来日されました。
深刻な病状とうかがっており、しっかりとした治療を受け、完治するまで静養につとめていただきたいと思います。
今後については、ご家族の意思が尊重され、人道的な観点から一緒に生活できる環境が、関係各国の合意の下で速やかに整えられるべきだと考えます。
この点、米国政府はジェンキンスさんの処遇に関し、入院中の身柄拘束は見合わせる見通しを示しているものの、脱走兵として訴追する考えを変えていません。かねてから懸念されていた問題であるだけに、訴追免除などの措置によってご家族が安心して暮らすことができるよう、日本政府が最大限の努力を行うことを強く求めます。
以上