2004年1月17日

新井正則衆院議員の議員辞職願提出について(談話)

社会民主党全国連合
幹事長 又市征治

  1. 本日、公職選挙法違反容疑で起訴された自民党の新井正則衆院議員が衆院議長に議員辞職願を提出した。カネで票を買うような行為は許されるものではなく、国民の政治不信を助長させた責任は極めて重い。議員辞職は当然であり、遅きに失したと言わざるを得ない。

  2. 新井議員による買収をめぐり、自民党所沢支部の関係者に加え、所沢市議会議長を含む9人の市議会議員が逮捕されている。加えて買収資金に政党交付金が充てられていた疑いが濃厚であり、事件は極めて悪質かつ組織的なものである。

  3. 先の総選挙をめぐり、自民党から連続して2人の現職国会議員が逮捕され、なおかつ多くの党関係者が逮捕されている以上、党としての説明責任、政治責任は免れない。事件は自民党の金権体質が招いたものであり、通常国会前に議員辞職したからといって終止符を打つわけにはいかない。司直による事実解明と並行し、通常国会でも、事件の全容と自民党の政治責任を徹底追及していく

以上