2004.3.4

佐藤観樹衆議院議員の議員辞職について(談話)

社会民主党
幹事長 又市征治

  1. 本日、民主党・佐藤観樹衆議院議員が議員辞職願いを提出したとのことである。佐藤議員には、採用した公設第二秘書に勤務実態がなく、国から支払われる秘書給給与も本人には支払っていなかったのではないか、という「名義借り」の疑惑が浮上している。疑惑が事実であるとすれば、佐藤議員の政治的・道義的責任は重大であり、議員辞職は当然である。

  2. しかし、議員辞職をもって一件落着となるものではない。佐藤議員がまずなすべきことは、事実経過についてすべてを国民の前に明らかにした上で自らの責任を明確にすることである。民主党としても、党の責任において事実究明にあたるべきである。

  3. 秘書制度のあり方については、現在、議会制度協議会において協議中であるが、社民党としても、党としての取り組みの経過を踏まえ秘書制度の改革に積極的に取り組む決意である。