2004年10月17日

新潟県知事選挙の結果について(談話)

社会民主党
幹事長 又市征治

 任期満了に伴う新潟県知事選挙が10月17日、投開票され、社民党が推薦する、たが秀敏候補(早稲田大学教授)は善戦したものの、あと一歩及ばず惜敗した。今回の知事選の争点は、国が財政運営を管理する財政管理団体へ転落一歩前と言われる財政問題で、たが候補は、大型ダムなど不要不急の大型公共事業の見直しを公約として掲げ、「いっき改革!引き出せ新潟県民力!」を合言葉に、生活者優先、NPOやボランティア活動などの活性化を柱とする県政改革を、情熱を持って訴えてきた。しかし、選挙の準備不足もあって、たが候補の人柄と政策が、広い新潟県全体には浸透せず、また最大の焦点となった財政問題も県民にその対向軸を十分には明示できなかったことは反省点である。

 社民党は、今回の新潟県知事選挙での敗北を教訓に、景気や雇用・年金・介護・医療などの国民生活課題に、より積極的な役割を果たしていく決意である。

以上