2004年11月9日

米軍のファルージャ総攻撃について(談話)

社会民主党全国連合
幹事長 又市征治

  1. 米軍とイラク暫定政府軍は、8日ファルージャへの総攻撃を開始した。多くの市民が住んでいる都市に、このような無差別な攻撃をしかけ、凄惨な市街戦を行うことは、絶対に認められない。社民党は、ただちに、攻撃の中止を求める。

  2. しかるに本日午前、小泉首相は、イラク駐留米軍などによるファルージャ総攻撃について「成功させないといけない。治安の改善がイラク復興のカギですから」と、事実上の支持を表明した。
     まったくどこまでブッシュ政権に追随していくつもりなのか、米軍にどこまで協力していくつもりなのか、とうてい理解しがたい。

  3. 社民党は、非常事態宣言の発せられた地域がイラク全土に拡大しているなかで、なおサマワに留まっている自衛隊をすみやかに撤退させることを求めるものである。

以上