2006年4月25日

JR福知山線脱線事故から1年に当たって(談話)

社会民主党 幹事長
又市征治

  1. 本日、107名の尊いいのちを奪い、500名を超える負傷者を出したJR福知山線脱線事故から1年目を迎える。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りし、いまもって事故の後遺症に苦しむ方々が、一日でも早くご回復されることを心から願ってやまない。被害者の方々に対して、会社側は一段と誠意をもって対応すべきである。

  2. 事故の原因について、これまで効率化、コスト最優先、そして過密ダイヤと遅れを許さない労務管理など、様々な要因が指摘されてきた。しかし、いまもって事故原因がきちんと究明されたとは言い難い。事故原因の解明こそ、再発防止のために最も重要なことである。
     社民党は、利益追求のために国民の生命と財産が犠牲にされることがないように、そして「二度と事故を起こさない」ということが本当に担保されるように、万全の措置がとられることを求め続ける。

以上