2006年10月3日
社会民主党党首
福島みずほ
本日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の外務省は、朝鮮中央通信を通じて声明を発表し「核実験を行うことになる」と表明した。
具体的な実施場所や日時などには触れていないとはいえ、このような声明を発することは、北東アジア地域の平和を脅かし、相互不信と不安定化を煽るものである。社民党は、北東アジア地域を非核地帯とし、すべての核兵器を廃絶することをめざしており、かかる瀬戸際政策は断じて認められない。 核問題に関しては、昨年参加6ヵ国の間で確認しあった共同声明に則って、話し合いが進められねばならない。北朝鮮は、6ヵ国協議の速やかな再開に応ずるべきであり、核問題とミサイル問題についての日朝ピョンヤン宣言を尊重し、今回の声明を撤回すべきである。
以上