2007年9月23日
自民党新総裁の選出について(コメント)
社会民主党党首 福島みずほ
本日、自民党は総裁選を実施し、安倍晋三総裁に代えて、新たに福田康夫氏を新総裁として選出した。新総裁は派閥の談合によって選ばれたものであり、またもや「古い自民党」がやってきた。
小泉内閣と安倍内閣は、一貫してアメリカに追随し、アジアを軽視してきた。これを糺すことなく、新総裁がテロ特措法の延長、または恒久法を導入しようとすることは、認められない。
また、社民党は小泉改革以来の格差拡大政策によって、日本社会に深刻な問題が表れることにいち早く警鐘を鳴らしてきた。この問題を解決していくための実効性のある政策をスピーディーに出すよう、臨時国会で迫っていく。
また、政治とカネの問題に関しても、新総裁が政官業の癒着にきちんとメスを入れられるとは思えない。社民党は、この点も厳しく追及していく。
安倍内閣は総選挙を経ることなく終わったが、新政権も自民党内での政権たらい回しにより誕生することとなる。民意を問うべく、早期に解散総選挙を行うべきである。
以上
[戻る]
|