2007年8月1日 

赤城農水大臣の辞任について(談話)

社会民主党党首
福島みずほ

 本日、赤城徳彦農水大臣が安倍総理に辞表を提出し、受理された。

 社民党は一貫して辞任を求めてきており、辞任するのが遅すぎたとはいえ、当然のことではある。しかし、赤城氏は自らの政治資金については、架空計上や二重計上などいくつもの疑惑があるにもかかわらず、まったく説明をしておらず、大臣を辞める理由は、与党が選挙で敗北させた原因になったからというものである。領収書を開示した上での国民が納得する説明は一切されておらず、断じて、これで幕引きをさせてはならない。社民党は、国民が納得できる説明をするよう、今後も厳しく追及していく。

 安倍総理は昨日、9月の内閣改造時に「赤城大臣も含めて人心を一新する」と、まったく的はずれのことを言っている。総理には任命責任があり、また赤城大臣に何の説明もさせていないところが問題である。社民党は、政治とお金の問題に決着をつけることができない安倍内閣の速やかな退陣を求める。

以上