2007年9月12日
安倍首相の退陣について(談話)
社会民主党党首 福島みずほ
本日、安倍晋三首相は辞意を表明した。
参議院選挙で与野党逆転という結果が出たにもかかわらず、安倍首相は自らの政策は支持されていると強弁し、続投することを宣言した。
さらに、8月27日に内閣改造を行い、早々に臨時国会を開き冒頭に所信表明を行った後、突如辞意を表明した。参議院選挙で大敗した以上、退陣することは当然である。しかるに、総理の所信表明演説をした後、代表質問の直前に突如政権を投げ出すことは、一国の総理として、きわめて無責任である。また、辞任の理由もまったく理解できないものである。
このような混乱した政権を選出した与党の責任も、同様に重いものがある。与党内で政権をたらい回しすることは認められない。社民党は、解散総選挙を求めていく。
以上
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