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2007年12月7日
死刑執行に強く抗議する(談話)
社会民主党幹事長
又市 征治
- 本日、法務省は、東京拘置所で2人、大阪拘置所で1人の死刑を執行した。社民党は死刑制度が人道と社会正義に反するものとして、その存置に強い疑問を呈してきた立場から、今回の3人の死刑執行に強く抗議する。
- 今回の執行に当たって、法務省は死刑の秘密主義に対する批判に応えるように、執行された死刑囚の氏名や犯罪事実を公表した。これまでは死刑囚の家族や、ほかの死刑囚への配慮を理由に公表しておらず、大きな方針転換である。鳩山邦夫法務大臣は、死刑の執行について繰り返し積極的に言及してきた。死刑制度に関して国内外で大きな議論が起きていることを無視するような法務大臣と法務省の姿勢は、言語道断と言わざるをえない。
- 1989年の国連総会で「死刑廃止条約」が採択されて以来、国連人権委員会でも「死刑廃止に関する決議」がなされ、死刑存置国に対して「死刑に直面する者に対する権利保障を遵守するとともに、死刑の完全な廃止を視野に入れ、死刑執行の停止を考慮するよう求める」とした呼びかけがなされている。今月中旬には、国連総会で死刑の執行停止を求める決議が採択される予定である。今回の執行は、死刑制度の廃止に向かう世界の流れに逆行したものである。
- 死刑制度については、存廃や死刑に代わる措置など刑罰の在り方について国民的な議論を尽くし、その間、政府は死刑の執行を差し控えるべきである。社民党は、今後も死刑制度の見直しに全力を挙げて取り組む。
以上
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