2008年6月26日

社会民主党党首
福島みずほ

北朝鮮による核計画の申告書提出について(コメント)

 本日、北朝鮮が核計画の申告書を、中国に提出した。これを受けて、アメリカ政府はテロ支援国の指定解除を議会通告した。これは、6カ国協議の合意に基づいた行動であり、その内容に不十分で不完全な部分があるとしても、朝鮮半島非核化への一つのプロセスとして、評価しうるものである。

 米朝協議の進展は、朝鮮戦争が休戦協定に留まっている現状を解決していくためにも重要である。アメリカがテロ支援国の指定解除に踏み切ることも、その一環である。

 日本政府は、6カ国協議の進展を確認しつつ、日朝協議を粘り強く進めるべきである。

以上