2008年6月4日

最高裁・国籍法婚外子違憲判決を受けて(談話)

社会民主党党首
 福島みずほ

 本日、最高裁大法廷は父母の非婚を理由に日本国籍を認めないとした国籍法の規定を憲法違反と判断し、上告人全員の日本国籍を認めた。これは当然の判決であると歓迎をする。また、子どもたちの救済が行なわれたことは非常に評価できることである。

 両親がその後、結婚したかどうかなど自らの力によって決することのできないことによって差をつけるべきではない。従って、婚外子差別の規定が憲法14条の法の下の平等に反すると最高裁が判断をしたことは極めて重大である。

 社民党はこの判決を受けて速やかに国籍法改正がなされるよう全力を尽くす。

以上


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