2009年8月31日

衆議院議員総選挙の結果について(声明)

社会民主党

 昨日、第45回衆議院議員総選挙の投開票が実施された。

 社民党は小選挙区・比例区あわせて37名の候補者を擁立して闘った。自民・民主の二大政党だけがクローズアップされるという厳しい条件のもとでの選挙となったが、小選挙区で3議席、比例区で4議席、合計7議席の現有議席数を獲得することができた。ご支持をいただいた多くの有権者の皆さんに、心から感謝を申し上げたい。多くの方々の励ましを糧にして、その期待に応えるべく、全党を挙げて邁進する。

 1955年以来、半世紀を超えて衆議院で第一党の座を確保し続けてきた自民党は、長年の驕りに対する批判が集まり、その地位を明け渡すことになった。

 また、10年間続いてきた自民・公明政権にも終止符が打たれ、まさに歴史的な意義を有する総選挙となった。これは、「小泉構造改革」によって犠牲を強いられた国民の怒りが噴出したものである。

 それだけに、新しい政権は国民の様々な意見を謙虚に受け止め、着実に期待に応えていかなければならない。 

 早々に召集される特別国会から、新しい政治が開始される。

 社民党は、「生活再建−いのちを大切にする政治」を掲げ、全国各地で闘い抜いてきた。「しごとの再建」「くらしの再建」「地域の再建」をはかるため、新しい政権で重要な役割を果たすべく、準備にとりかかる。

 社民党は、政策の基本を日本国憲法に置き、国民主権に徹し、平和を守り、働く者の権利を守り、社会保障を充実させるために奮闘する。

以上