2009年9月16日

鳩山新政権の成立にあたって(声明)

社会民主党

 本日、鳩山由紀夫民主党代表を首班とする新たな連立政権が成立し、新しい政治の幕が開いた。社民党は、これまで民主党と国民新党の間で積み上げてきた政策合意に基づき、衆・参両院で鳩山氏に投票した。

 社民党は、三党連立政権の一翼を担い、政策合意の実現のために誠実に努力する。

 新しい政権は、先の総選挙で示された多くの国民の意思によって成立したものである。自民・公明の連立政権に終止符を打ってほしいという声は、巨大なうねりとなった。安定した職場を確保し、生活をきちんと支える社会保障制度を作り上げてほしいという国民の思いは切なるものがある。国民生活の支援と向上をはかり、日本が平和国家としての歩みを続けていくために、政治は全力を挙げなければならない。

 これらの施策は憲法が掲げた理念とも合致し、すでに条文に盛り込まれているものである。社民党は、国民の思いと期待に応え、気概をもって「生活再建」「いのちを大切にする政治」を着実に実行し、新しい時代を切り開いていくために全党挙げて邁進する。

以上