1999年10月17日

参議院長野補欠選挙の結果について

社会民主党全国連合
幹事長 渕上貞雄

1、本日、参議院長野補欠選挙の投開票が行われ、公認候補である布目ゆきお侯補は惜敗した。社民党は、故村沢牧参議院議員の遺志を継承するために、多くの労働組合、農業団体、支持団体と一体となって全力をあげて選挙戦を闘いぬいたが、力およばず議席を守り抜けなかったことは残念である。布目侯補に投票してくださった長野県民に心から感謝を申しあげる。

1、この補欠選拳は、自自公連立政権が発足してから初めての国政選挙であり、全国的な関心がよせられた。自民党公認候補の敗北は、「理念なき数合わせ」政権への国民の不信・不安の反映である。政府・与党はこの選挙結果を重く受けとめ、数で押し切る政治を慎むべきである。

l、「自自公体制にNOの声を」という県民の声を、わが党候補に集中することができなかった。今後は、平和憲法と国民生活を守る社会民主党らしい姿勢をより鮮明にして総選挙態勢を強化していく。