2000年4月4日

小渕内閣の総辞職について(談話)

社会民主党   
 幹事長 渕上貞雄

 

  1. 小渕総理の病気、入院を受けて、本日、小渕内閣が総辞職した。
    小渕総理が入院中のことでもあり、情においては偲び難いものがあるが、総理が当分の間、公務に復帰できず総理としての意思表示が不可能だとすれば総辞職はやむを得ないものと考える。
  2. 現在わが国は、深刻な不況対策や国民生活の安定、間近となった沖縄サミットなど、内政、外交にわたって数多くの重要な課題に直面しており、一刻たりとも政治空白をおくことはできない。総辞職後、ときを移さず首班指名を行い、新たな内閣を組閣して、公務を執行することが重要である。
    同時に、新たな内閣は、改めて国民の審判を受けるべきであり、早期に解散、総選挙を行うよう強く求めるものである。
  3. 小渕総理の一刻も早いご回復と公務への復帰を心から願うものである。