社会民主党全国連合
幹事長 渕上貞雄
1.本日、狭山事件の再審請求に対して、東京高裁は棄却決定したことが明らかとなった。わが党は、無実を訴え闘ってきた石川一雄さん、さらには、再審を求める広範な国民運動と連帯し、再審と無罪判決をかちとるべく取り組んできたところであり、再審請求の棄却に対して強く抗議するものである。
2.狭山事件は、部落差別による冤罪事件であり、また数多くの証拠から石川さんの無実は明らかとなっている。にもかかわらず、これまで提出された数多くの新証拠や鑑定書の事実調べを十分行うことなく、棄却決定したことは、極めて遺憾である。
3.わが党は、今回の決定に強く抗議するとともに、石川さんの無罪をかちとるまで、今後とも狭山再審闘争に、全党あげて取り組むものである。
以上