2000年1月21日

党首選3選にあたって(談話)

社会民主党   
党首 土井たか子

 社会民主党となって、3たび党首をお引受けすることになりました。改めて身の引き締まる思いです。

 私が非力を顧みず、立候補を決意するに至ったのは、平和憲法が危機にさらされ、強いものだけが勝ち残ればよいという今の政治を許してはならない、後には引けない、との切羽詰まった思いからです。

 私に課せられた使命は、第1に、当面する総選挙を勝ちぬき、「自自公」政治を終わらせること、第2に、再建途上にある社会民主党を市民とともに歩み、市民に開かれた党としてしっかりとその礎を築くことにあると考えています。

 競走に明け暮れ、しのぎを削る社会ではなく、お互いがお互いを思いやることのできる、「心と心を結びあうことのできる社会」をめざしたいと思います。

 1人の政治家の力には限りがあります。全党の皆さんの燃える思いをひとつにして、その先頭に立つ決意です。

 国民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。