声明・談話

【談話】横浜市長選挙の結果について

社会民主党全国連合

幹事長 服部良一

 

本日、横浜市長選挙の投開票がおこなわれた。

社会民主党は無所属新人で立憲民主党が推薦した元横浜市立大教授の山中竹春氏を地元県連合との間で政策協定を交わし、支援して闘った。結果は、山中候補が現職の林文子氏、菅首相らが支援した前衆院議員の小此木八郎氏、前衆院議員の福田峰之氏、田中康夫氏、元神奈川県知事・前参院議員の松沢成文氏など過去最多の8人が立候補した選挙戦を制して初当選した。山中候補にご支持をいただいた横浜市民の判断に敬意を表したい。

選挙戦ではカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非や緊急事態宣言下での新型コロナ感染防止対策のあり方が最大の争点となった。山中候補は「ヨコハマ新時代、横浜をコロナとカジノから守る」を訴え、コロナ禍で選挙運動が制限される中において立憲野党の支持層やカジノ誘致に反対し新しい横浜市政を求める市民の支持を広く集めて勝利した。この結果は菅政権のコロナ対策の迷走に対する有権者の厳しい審判であり、菅総理の自民党総裁続投や衆院選にも大きな影響を与えるものである。

横浜市長選の結果を踏まえ、社会民主党は実効性ある新型コロナ感染防止対策を政府に求めるとともに、迫る衆院選にむけて野党共闘と候補者一本化を進め、菅政権を退陣に追い込み、生存のための政権交代を実現するため全力をあげていく。