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月刊社会民主9月号が8月28日に発売へ~PFAS汚染問題を特集

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 月刊社会民主9月号が8月28日に発売へ。

 特集は、PFAS汚染問題。

 京都大学大学院医学研究科准教授の原田浩二さんは、バイオモニタリング調査の分析に関わり、米軍横田基地に近い、東京・三多摩地域で血中PFAS濃度が高いと指摘する。同基地から漏出した泡消火剤に起因との見方が強い。

 『消された水汚染』の筆者・諸永裕司さんは、日本政府の姿勢を「調べないからデータがなく、データがないから基準をつくれない。基準がないから『被害』がない。『被害』がないから対策も打たない」と酷評する。

 ジュネーブでの国連先住民族会合に参加した沖縄の高橋年男さんは「命の水」を守る闘いを世界に広げたいと語る。

 ジャーナリストの鵜木由美さんは、デュポン社を相手に、米ウエストバージニア州の住民7万人の集団訴訟で930億円賠償の和解に導いたビロット弁護士の奮闘を紹介。対策で大幅に遅れた日本の進むべき道を示す。