社会新報

名護市長選で岸本候補の必勝をー「辺野古移設を中止する」と強調ー

(社会新報2022年1月19日号2面より)

岸本ようへい名護市長候補
 任期満了に伴う1月23日投開票の沖縄県名護市長選が16日に告示される。
 新人で前名護市議の岸本ようへい予定候補(49)=社民、共産、立民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=は、玉城デニー知事らの支援を受け、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対の立場を訴えている。市長2期目を目指す渡具知武豊予定候補(60)=自民、公明推薦=との一騎打ちとなる。渡具知予定候補は辺野古移設への賛否を明らかにしていない。
 岸本予定候補は2006年に名護市議に初当選し、4期目で、昨年8月に市長選への出馬を表明し、11月に政策を発表し、選挙戦の争点となる普天間基地の名護市辺野古への移設工事を止めると強調している。
 岸本予定候補は「辺野古沿岸の軟弱地盤では工事の完成も見通せない中で、国民の税金を大量に投入し工事を進めている。これが一般の人の家の工事なら中止だ。こんなことが果たして認められるのか」と怒りを込めて語る。
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