月刊社会民主4月号が3月27日に発売。特集は、「『新しい戦前』にはさせない」。
防衛予算の倍増と敵基地攻撃能力の保有を明記した安保3文書は、どう考えてもおかしい。兵器の爆買いにこんな巨額を使ってよいわけがない。
では今何をなすべきなのか。安保3文書関連法案を今国会で廃案に追い込む以外にない。清水雅彦さんは、統一自治体選で戦争推進の自公勢力を減らし、戦争反対の野党勢力を増やす取り組みが必要と提起する。
菱山南帆子さんは「どんな言葉が響くのか」と、訴え方の研究を求める。猿田佐世さんは「台湾有事」回避の外交力を説き、杉浦ひとみさんは軍拡を許さない「女たちの会」を立ち上げた心意気を記す。半田滋さんはFMS(対外有償軍事援助)急増による兵器爆買いの実態を指摘。小原隆治さんは、リベラル・デモクラシーの「戦後」を終わらせてはならないと訴える。小林節さんの改憲をめぐる現状分析は圧巻である。
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