社会新報

【9月3日の福島党首会見】自民党内の政争を厳しく批判 ~ 「石破さんを応援はしないが、高市さんだと政治がもっと悪くなる」

 

 社民党の福島みずほ党首は9月3日、参院議員会館で会見を行ない、自民党内の政争やポスト石破問題、地球温暖化対策等について語った。

 福島党首は「自民党の党内の嵐で政治が止まっている」と指摘。「選挙の時はあれだけ減税とか給付金とか、いろんなことを言っていたのに、それを議論せずに国民の窮状に背を向けている。『選挙が終わったら関係ない』という感じで、自民党の中の政争に明けくれているのは本当に情けない」と強く批判。「国会は今閉会中だが、やれる限りのことを超党派でも働きかけてやっていきたい」と述べた。

 仮に石破首相が辞任した場合、次の有力候補に自民党旧安倍派から支持されている高市早苗氏の名前が上がっていることについて、福島党首は「石破さんを応援しないが、高市さんだともっと政治が悪くなる」と懸念。「高市さんは総務大臣の時に、(テレビ報道への介入として)電波を止めるという発言をした。表現の自由が社会の中になければ民主主義が失われる。そういう自民党政治に戻らないように社民党はもっと声を上げていきたい」と語った。

 今年6~8月の全国平均気温が過去最高であったと気象庁が発表、専門家からは地球温暖化の影響や異常気象による災害の増加が指摘されていることについて、福島党首は「新たな石炭火力発電を建設しているなど、日本の政策は温暖化を助長している」と指摘。「省エネや再エネ利用を含め温暖化対策を政府レベル、自治体レベルで行なうべきだ」と強調した。

 記者たちから「社民党リブート」について聞かれると、福島党首は自身の新たな試みとして「ラサール石井さんと共にスタンダップコメディをやる」「YouTubeで若者達と対談していきたい」など、これまでの枠を超えた表現や、若者層へのアプローチに意欲を見せた。