社会新報

戦争準備の高市首相は退陣を ~ 4野党・会派の女性党首ら有楽町でスクラム

左から田村智子日本共産党委員長、福島みずほ社民党党首、岡﨑宏美新社会党委員長、高良さちか沖縄の風幹事長。(昨年12月26日、東京・有楽町イトシア前)

社民党の福島みずほ党首

日本共産党の田村智子委員長

新社会党の岡﨑宏美委員長

会派「沖縄の風」の高良さちか幹事長

4野党・会派の女性党首らのトークには、冷たい風が吹く中、約500人が参加した。

 

「戦争より平和を私は選ぶ」を合言葉に、社会民主党、日本共産党、新社会党、参院会派「沖縄の風」の4野党・会派の女性党首・幹事長が昨年12月26日の夕方、東京・有楽町イトシア前で街頭トークを行なった。大軍拡と排外主義の暴走を進める高市政権の退陣を訴えた。寒風が吹く中、約500人が参加した。社民党の五十嵐やす子板橋区議、共産党の米倉春奈都議が司会を務めた。
社民党の福島みずほ党首は「高市内閣の発足時に私は『戦争準備内閣』と名付けた」と語り、危険な高市首相の一刻も早い退陣を求めた。また、高市首相が「台湾有事は日本の存立危機事態になり得る」と発言した問題を取り上げ、「そもそも集団的自衛権の行使は憲法違反であり、そして安倍政権が強行した安保関連法にある存立危機事態の定義を超えている。自分たちで強行した法律すら踏みにじる、『天城越え』ならぬ『安倍超え』だ」と批判した。その上で福島党首は「女性は頑張る、男性も頑張れ。それ以外の人も、みんなで平和をつくっていこう」と訴えた。

憲法を真ん中に共同

日本共産党の田村智子委員長は、「4政党・会派の女性リーダーが集まり、『戦争する国』にさせるわけにはいかないとの思いから街頭トークが実現した。これが第一歩だ」と語り、「この輪を国会の中にも外にも一緒に広めていこう」と呼びかけた。そして「憲法を真ん中にして手をつなぎ、高市政権に立ち向かう確かな共同が必要だ」と訴えた。
また田村委員長は、軍事費の異常な伸びについて、「高市政権になった途端、軍事費を5年で2倍にする計画を前倒しして、3年目で11兆円となった。値上げが相次ぐ学費の負担軽減や、コメの安定供給などの暮らしの予算をまともに増やさない。急増する軍事費の中身は外国を攻撃するミサイル。それでいいのか」と厳しく批判した。

平和のため別姓選ぶ

新社会党の岡﨑宏美委員長は「平和のための備えは憲法を守りきること」と強調。戦後も続く家父長的な制度が今も多くの女性を苦しめており、高市政権が狙う旧姓の通称使用法制化ではなく「選択的夫婦別姓を私は選ぶ」と訴えた。
そして岡﨑委員長は「選択的夫婦別姓制度から社会のあり方を考えていける。人間を大事にするということは、兵隊にして人を殺せる人間になれという教育は起こらない。平和を選びきるために、目の前で起きている出来事に向き合い、ものを言っていきたい」と強調した。

違い認める寛容さを

「沖縄の風」の高良さちか幹事長は、ミサイル配備や軍事要塞化が推し進められている沖縄の現状に危機感を募らせ、「私は、戦争よりも平和を選ぶ。対立よりも対話。違いを認め合う寛容さ、分かり合うという努力、一人ひとりの未来をつくっていこうとする努力、そして平和をつくるための日本の政治を私たちは選び続け、つくり続けたい。子どもたちの未来に当たり前の平和を実現していくために一緒に歩んでいこう」と訴えた。