【声明】第51回衆議院議員総選挙にあたって
2026年1月27日 社会民主党
第51回衆議院議員総選挙が本日、公示された。1月23日に召集された通常国会の冒頭に衆議院が解散され、それからわずか4日での総選挙の公示である。通常国会では、2026年度政府予算案などをめぐり与野党の論戦がくり広げられる予定だったが、高市首相による施政方針演説も、それに対する代表質問や予算委員会質疑もなく、一体、有権者は何を選択の基準として投票に臨めば良いのだろうか。
もし、代表質問や予算委員会が行われれば、高市首相の「台湾有事は存立危機事態」発言や、統一教会との癒着、政治とカネ問題、首相補佐官による核保有発言の是非などが争点となっただろう。2026年度政府予算案をめぐっては、防衛関係費が過去最高の9兆円を超える一方で、医療・介護・教育関連予算が圧迫されている問題も議論となったはずである。過去最高の防衛関係費が防衛増税(防衛特別所得税など)につながるという問題もある。突然の衆院解散・総選挙で、そうした重要な国会論戦が後回しになってしまう。
年明けの解散・総選挙は過去に2回しかない。通常国会前半では来年度予算案の審議があり、この時期の総選挙は1か月程度の政治空白を生じさせ、予算案の年度内成立が困難になるためである。国民生活後回し解散との批判も絶えないゆえんである。高市内閣への支持率が高いうちに衆院解散・総選挙に持ち込もうという思惑なのだろうが、高市首相のそうした魂胆が見透かされたためであろうか、1月26日付の毎日新聞によると高市内閣の支持率が10ポイントも低下した。
さて、今回の総選挙では、社民党は8つの政策を掲げた。
1.消費税率ゼロ! 防衛増税NO!
2.雇用は原則、正規雇用に! 若者・現役世代が希望を抱ける社会に!
3.最低保障年金制度の樹立で老後の安心を! 介護と医療の負担を軽減!
4.日本で学ぶ全ての子どもたちに、平等に学ぶ権利を!
5.地方再生! 地域のくらしと安全を守る!
6.人間にファーストもセカンドもない! 排外主義に反対!
7.沖縄と日本を再び戦場にさせない! 憲法を活かす平和外交を!
8.国政に民意を正しく反映! 本当の政治改革を!
自民党政治の悪政によって壊れた日本を立て直していかなければならない。
国際法と国連憲章に違反するアメリカによるベネズエラ攻撃に対して、高市政権はトランプ大統領への配慮なのか、何らの抗議もしていない。また、高市政権が継続してしまうと、現代版の治安維持法とも称される「スパイ防止法」の制定が図られるだろう。
極右高市政権と中道改革連合の2つの政治勢力にしてはならない。どちらも大軍拡の路線であり、原発再稼働・辺野古基地建設の推進であり、隙あらば憲法改悪を狙っている。平和憲法を軸に物事を考える、しっかりとした社民党などのリベラル政治勢力がいまほど必要な時はない。いまだから社民党!
総選挙の公示にあたり、党員や支持者の皆さんの奮起と、国民・市民の皆様の暖かいご支援を心から訴える。