厳しい衆院選結果を受けて、社民党の福島みずほ党首は2月9日、参院議員会館で記者会見に臨んだ。
福島党首は「小選挙区(比例区重複)8人と比例区単独7人の計15人の候補者を全ブロックに擁立した。全ての選挙区候補者と街頭演説をやったが本当に素晴らしかった。この厳しい、しかも短期間に立候補してくれた候補者の皆さんに、心からお礼を申し上げたい」と感謝の言葉を述べた。
次世代ホープへの期待
また、選挙結果は厳しい結果であったが一方で「社民党の入党者が増えている」と報告。「去年の参院選から、若い人たちや、今まで応援していたけれども党員ではなかったという人たちが党員になってくれている。変化は確かにある。特に30歳の大西雅人さん、27歳の西尾慧吾さんは、社民党の次世代ホープだ。若い人たちを中心にすえて、社民党リブートを進めていきたい」と語った。
中道改革連合や、れいわ新選組が大敗し、共産党も議席を減らしたことについては、「リベラルとして、共通に課題を解決できる政党と強力な連携を組んでいきたい。定期的な協議会やいろんな形で連携を密にすることが必要だ。違いを乗り越えて、仕切り直しをしたい」として、改憲発議阻止のためリベラル勢力の再結集へ意気込みを語った。
統一教会問題を改めて追及へ
異常なまでの自民圧勝については、「残念ながら裏金議員といわれる人たちが当選してしまったが、何も説明していないし、(高市首相が代表を務める自民党支部の政治資金パーティー券を統一教会が購入したと報じられたことや、『TM特別報告』に高市首相が32回も記載されていたことなど)統一教会問題にも一切説明なし。改めて徹底追及していきたい」と述べた。
フリーの記者から、早い段階での大手新聞の「自民圧勝」予想やネット上でのリベラルたたきが影響したのではないかと質問があった。これに対しては、「報道や表現の自由は重要」とした上で、「選挙報道は戦略的投票のためには必要かもしれないが、『社民は獲得議席ゼロ』と報じられたら、投票する人が減るだろうと思う」「高市首相の動画再生数が1億回を超えたが、多額の資金を使って受注しているのではないか。官房機密費を使っていないか」と指摘。「例えば、憲法改悪のための国民投票の際、資金力でネットやテレビCMでスピーカーの大きさが全く違ってしまうのは本当に問題だ」として、ゆがみを正す必要性を訴えた。

↑選挙最終日の7日夕、新宿駅東南口前で訴える福島党首と副党首の大椿ゆうこ東京比例候補(右)。多くの人たちが集まり、タレントの清水宏さん、評論家の佐高信さん、下町ユニオンの石井美登里委員長らが応援演説。FUNIさんのラップもあり、大いに盛り上がった。