社会新報

【3月25日の福島党首会見】暫定予算を組み120兆円の予算をしっかり議論すべき ~ 早期の改憲を明記した自民党方針案を厳しく批判

 

社民党の福島みずほ党首は3月25日、参院議員会館で会見を行ない、暫定予算や自民党の改憲の動き、イラン攻撃などについて語った。

会見の冒頭、福島党首は与野党の綱引きが続く参院での予算審議について、「予算の成立を年度内に急ぐべきではない。暫定予算を組めば国民の皆さんへの生活に支障は生じない」「120兆円の予算はしっかり議論すべきだ」と述べた。

自民党が党大会に向けて方針案で早期の憲法改正の実現について明記をしたことについて、福島党首は「今回のイランへの戦争の中で明らかになった一つのことは、憲法9条があるから自衛隊が派遣されない、日本は海外で戦争しないということだ」と強調。その上で自民党の改憲への動きを懸念し、「憲法9条の改正を阻止するように社民党は全力で頑張っていきたい」と意気込んだ。また、安保関連法に関しても「存立危機事態の解釈を政府が極めて緩く解釈してしまえば、まさに派遣ができるというその問題点もイランを巡る状況の中で浮き彫りになった。存立危機事態は必ずしも国会の事前承認を必要とせず、政府がいい加減に解釈したらいつでも派遣ができてしまう。だから、安保関連法は違憲で廃止すべきという方向で頑張っていきたい」と語った。

日本が輸入する原油の8割以上が通過するホルムズ海峡をイランが事実上、封鎖していることについて、福島党首は「イラン側は『話し合いの余地がある』と言っているのに、茂木外相は『日本が個別に交渉することはない』と言っていることは問題だ」と日本政府の姿勢を批判。「おそらく米国の顔色を見ているのだろうが、日本は独立国なのだから、イランと今までの信頼関係のもとに、『自分たちは戦争にコミットしないから、ぜひホルムズ海峡を通してくれ』と言うべきだ」と述べた。