月刊社会民主

月刊社会民主12月号が11月29日に発売へ~特集は「ジャニーズ 性加害と沈黙の構造」

 12月号が11月29日に発売へ。特集は、故ジャニー喜多川氏による少年たちへの未曽有の性加害と、旧ジャニーズ事務所を忖度し沈黙し続けたマスメディアの構造的な問題。気鋭のジャーナリストらがさまざまな角度からその構図を鋭く分析する。

 永原麗子さんは被害者救済が遅々として進まず後回しにされている現状を批判し、人権侵害問題として政府が関与すべき段階だと指摘する。指名NGリストに載った本間龍さんは広告業界を圧倒するジャニーズ「帝国」の威容を語る。大谷昭宏さんは、旧ジャニーズを批判し続けた故・梨元勝さんの苦闘をふりかえり、お墨付きがないと何一つ報道しないメディアの体質こそ猛省すべきと訴える。本多圭さんは事務所ぐるみの隠ぺい体質を告発する。芸能ジャーナリストの芋澤貞雄さんは「ジャニ担」と呼ばれる担当記者たちと事務所の癒着体質、不可解な内容証明書が事務所から自宅に送られた事件の体験などを振り返る。

  福島党首との対談相手は、労働事件弁護のエキスパートである棗一郎弁護士。Amazon配達員の労災認定や、そごう・西武労組のストライキなどについて語り合った。