月刊社会民主

月刊社会民主10月号が9月27日に発売へ

 

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 10月号の特集は、処理汚染水の海洋投棄問題。6人の専門家らがそれぞれの視点で国と東電の暴挙を鋭く批判する。

 「FoE Japan」の満田夏花事務局長は、代替案検討など本質的な議論が置き去りにされたままの強行を批判し、開かれた場での幅広い論議は「今からでも遅くない」と訴える。

 原子力市民委員会の川井康郎さんは、汚染水を遮断できるモルタル固化案の選択を決断すべきだと提唱する。大阪府立大名誉教授の長沢啓行さんは、「汚染水発生ゼロ」は可能セあり、タンク貯蔵は続けるべきと主張する。党福島県連代表の狩野光昭さんは、いわき地区の7者共闘の取り組みを報告。原子力資料情報室の伴英幸共同代表は、DNAに取り込まれたトリチウムがヘリウムに変化し、DNAを破損する危険性を指摘。金光男さんは韓国の正義党と日本の社民党による共同闘争の意義をふり返る。

 また、福島党首との対談相手は、樋口恵子さん。評論家の樋口さんは、現在、高齢社会をよくする女性の会理事長。戦後からの女性運動について話がはずんだ。