(社会新報3月29日号3面より)
安保法制(戦争法)の廃止と憲法改悪阻止をスローガンに、総がかり行動実行委員会が毎月19日に国会前で集会を行なってきた。この3月も19日に開かれ、約1000人が参加した。
初めに主催者を代表して菱山南帆子さん(憲法9条壊すな!実行委員会)があいさつ。作家の大江健三郎さんをはじめ戦争の実相を語り続けてきた人々が相次いで亡くなっていることに触れ、「思いを継ぎ、『戦争する国』づくりノーの声を上げていこう」と呼びかけた。
社民党からは服部良一幹事長があいさつ、「沖縄・南西諸島をはじめ全国で基地強化が進んでいる。日本全体が戦場となる可能性を否定できない。武力で平和はつくれない」と訴えた。
市民団体の発言に続いて5月3日に東京・有明防災公園で開かれる憲法大集会など、当面の行動への参加が呼びかけられた。
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