(社会新報2022年4月27日号2面より)
「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が主催する「ロシアは侵略をやめろ、ウクライナから撤退を! 4・8集会」が4月8日夜、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、1800人が参加した。
主催者を代表した小田川義和さん(憲法共同センター)に続いて社民、立憲民主、共産の3党の代表があいさつした。
社民党副党首の新垣邦男衆院議員は、所属する衆院憲法審査会での議論を紹介しながら、改憲勢力が動きを強めていることに危機感を表明。その上でウクライナでの戦争について「子どもや女性、お年寄りなど、弱い人々が悲惨な目にあっている。これは沖縄戦と同じだ。戦争反対、改憲反対のメッセージを発していく」と力強く訴えた。
各界からの発言、藤本泰成さん(戦争をさせない1000人委員会)からの行動提起を受けた後、参加者は東京駅に向けてデモ行進した。
↑新垣副党首。
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アルタ前で村田さん
「ウクライナに平和を!市民と自治体議員の緊急行動!」が4月10日、新宿駅アルタ前で行なわれた。参院選挙比例代表予定候補者の村田しゅんいちさんも、この会の立ち上げから参加していた仲間の一人としてマイクを持った。
村田さんは「ロシアにおけるファシズムと日本国内でのファシズムにどのように対峙(たいじ)するかが問題だ」と指摘した。
「核シェアリング発言が早々にトーンダウンしたのは憲法9条があるからだ。憲法は活(い)きている」と憲法の大切さを強調した。
また、「2021年の野党版の難民保護法案と入管法改正法案を今こそ通すべき。ウクライナだけでなくすべての戦争からの避難民を受け入れるべき」と訴えた。
↑「全ての戦争避難民の受け入れを」と村田さん。
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