社会新報

駐日キューバ大使館のガルシア大使が社民党党首を表敬訪問

左から福島党首、ヒセラ・ガルシア大使、大椿副党首、ダイロン・オヘダ1等書記官。(6月7日、参院議員会館)

          キューバ大使館のヒセラ・ガルシア大使

 

 

 今年1月に女性として初めて駐日キューバ共和国大使に着任したヒセラ・ガルシアさんが7日、社民党の福島みずほ党首(参院議員)を表敬訪問した。

 大使は1984年にキューバ外務省に入り、ジャマイカやアンゴラの大使などを歴任。「キューバと社会党、社民党は歴史的に良い関係にある。さらにつながりを強化していきたい。社民党のキューバ訪問を歓迎する」と語った。

 これに対して福島党首は、「光栄だ。95年に来日したカストロ国家評議会議長(当時)が社会党の土井たか子衆院議長(当時)と会談するなど友好関係にある」と応じるなど、懇談は終始和やかな雰囲気で進んだ。

 福島党首はキューバの現状について質問。大使は「キューバをテロ支援国家とする米国の経済制裁により、経済状況は厳しい。経済改革を進めている」と答えた。

 懇談にはキューバ訪問の経験がある大椿ゆうこ副党首(参院議員)らが同席した。