社会新報

社民党福井県連が再結成~護憲・脱原発の社民党が必要

注目された福井県連の再結成大会(2月5日、福井市内)。

 

(社会新報2月15日号2面より)

 社民党福井県連再結成大会が5日、福井市内で開催された。同県内からはもとより、北信ブロックの党員、マスコミ報道で再建大会を知り駆けつけた市民ら約30人が参加した。
 再結成準備委員会を代表して元越前市議の山崎隆敏さんがあいさつ。「私は水俣病、脱原発の市民運動にずっと関わり、党員になった。立憲民主党との合流問題で社民党福井県連は解散したが、私は護憲・脱原発の社民党の活動が必要と感じ、たった一人残って微力ながら活動してきた。今では若い仲間もでき、再結成大会を迎えることができた。岸田政権は安保3文書改定の大軍拡と原発推進を積極的に打ち出した。これに抗し、今こそ社民党の出番だ」と力を込めた。
 続いて、党全国連合の服部良一幹事長が「再建されていない県連は宮城、山形、徳島。今回の再結成は全国の仲間に大きな勇気を与える。山崎代表をはじめ関係者のご苦労に敬意を表したい」と激励した。
 規約・議案・役員体制が全会一致で承認され、代表に山崎さん、幹事長に吉田司さんが選任された。その後、服部幹事長が「新生社民党の役割」のテーマで講演し、「今こそ9条護憲・脱原発を明確に打ち出している社民党の存在意義は大きい」と強調した。その後、意見交換を行ない閉会した。最後に石合長野県連合幹事長の音頭で団結ガンバローを三唱し、前進を誓い合った。

 

社会新報ご購読のお申し込みはこちら