社会新報

【12月24日の福島党首会見】「核保有」発言の官邸幹部を即刻更迭すべき ~ 高市首相は「存立危機事態」発言を撤回せよ

 

社民党の福島みずほ党首は1224日、年内最後となる会見を行ない、高市政権の台湾有事や核兵器に関する発言について厳しく批判した。また、社民党党首選や村山富市元首相を偲ぶ会について告知した。

福島党首は「来年は日本や世界が平和を取り戻す年になるように社民党は頑張っていきたい」と述べた。その上で、高市首相の「台湾有事は存立危機事態となり得る」という発言について、改めて撤回を要求。「昨日も官邸前で発言撤回を求める市民の行動があり、私も参加した。撤回すべきだし、撤回しないのなら退陣すべきだ」と追及を強めていく姿勢を見せた。

また、そもそも安保関連法自体が憲法違反だとした上で、「安保関連法2条4項での存立危機事態の定義にも反する。『他国に対する武力攻撃が発生し』という部分で台湾は国なのかということ、中国の軍艦が台湾を包囲することが『国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される』ことかというと違うのではないか」と指摘。「自民党がつくった法律を読んでいないのか」と痛烈に批判した。

「国会と民主主義をないがしろにしている」として撤回か退陣かを迫った。

高市首相を支える首相官邸の安保・核軍縮政策の担当者がオフレコ記者懇談で「日本は核兵器保有が必要」と発言した問題について、福島首相は「高市首相は発言の主を調べて更迭すべきだ」と求めた。また「高市首相が『非核三原則を国是として固持する』と言わないから、こうした発言が出てくる」と述べ、政権としての責任であることを強調。「被爆者の人々の核廃絶への努力を冒とくする行為だ」と批判した。

来年2月9日に投票が実施される社民党党首選で自らも立候補するかと記者団の質問に対し福島党首は「準備中だ」と述べた。また、今年10月に死去した村山富市元首相を偲ぶ会を、来年3月9日午後2時にホテルニューオータニ(東京都)の「芙蓉の間」で開くと発表した。