(社会新報9月5日号2面より)
8月19、20の両日、福岡市で「社民党衆院選合同研修会」が約20年ぶりに開催された。衆院小選挙区予定候補10人全員、選対責任者・県連・ブロック代表12人、全国連合8人、講師2人、総勢32人が参加した。
福島みずほ党首のあいさつと服部良一幹事長の情勢報告の後、各予定候補から活動報告を受けた。
昨年5月に公認決定された新垣邦男副党首をはじめ、昨年8月に公認決定された福岡1区・11区、熊本3区、大阪9区の予定候補、昨年9月に公認決定された福岡4区の予定候補は、活動が1年に及んでいるにもかかわらず、全員、日々の活動に生き生きと取り組んでいる様子が報告からうかがわれた。
また、鹿児島4区の予定候補のように組織的に取り組んでいる一方で、仕事の関係で活動に制約を受けている予定候補からは悩みも報告された。その後、全国連合のSNSアドバイザー・寺谷浩司さんからSNS活用について提起を受け、1日目の研修を終えた。終了後は参加者全員で博多駅前と天神パルコ前に分かれて、予定候補の街頭演説会を行なった。
2日目は、福島参院議員秘書の櫛田佳代さんから冒頭、選挙のアイデアについて提起を受けた。続いて各選対責任者から要望・意見を出してもらい、意見交換した。「活動の長期化を踏まえ、さらなる財政支援をお願いしたい」との要望が多かった。福岡県連の助力もあり、大変有意義な研修会となった。