社会新報

福島党首が中国共産党序列4位の王滬寧政治局常務委員と会談~日中関係改善に向け友好交流の拡大を確認

中国共産党序列4位の王滬寧・政治局常務委員(右)と握手する福島党首(19日、北京の人民大会堂)。

 

 社民党の福島みずほ党首は中国訪問2日目の1月19日、北京市の人民大会堂で中国共産党序列4位の王滬寧(ワン・フーニン)政治局常務委員との政治会談に臨んだ。福島党首は平和構築を両国が共にやっていきたいと述べ、王氏はこれに賛意を示し、日中関係の改善に向けて友好交流を拡大していくことを確認した。
 日中間の人的往来を増やすため、福島党首は日本人に対するビザの緩和措置を要望した。さらに、福島党首は中国で拘束されているアステラス製薬社員など邦人5人の早期解放を求めた。

 

王滬寧・政治局常務委員(右側)と会談する福島党首(1月19日、北京の人民大会堂)。