社会新報

福島党首が中国人民抗日戦争記念館で「日中不再戦の誓い」のスピーチ

訪中団は中国人民抗日戦争記念館で献花した。右から新垣副党首、福島党首、大椿副党首(18日、北京市)

 

 社会民主党は1月18日から20日まで中国共産党との党間交流として10年ぶりに第8次の訪中団を派遣した。初日の18日、一行は北京郊外の盧溝橋のほとりに位置する中国人民抗日戦争記念館を訪れ、献花した後、訪中団長の福島みずほ党首が以下のスピーチを行なった。

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日中不再戦の誓い

 私たちは今、厳粛な思いでここ盧溝橋に立っています。87年前の1937年7月7日、当時日本軍は意図的に軍事衝突を引き起こし全面的な中国侵略戦争を開始しました。その結果2千万以上と言われる中国人民を虐殺し国土を破壊し甚大なる被害を与えました。日本が引き起こした侵略戦争の犠牲になられた方々やそのご家族の皆様に、ここにあらためて心よりお詫び申し上げます。
 本年は日中国交回復から52年、日中平和友好条約締結から46年目になります。日本と中国は古い交流の歴史を持ち、隣国として長い友好の歴史を築いてきました。近代の一時期の不幸な過去を乗り越え、平和と友好を誓った原点を忘れず、経済・文化・人的交流など未来志向の豊かな関係を築いていかなければなりません。
 日本の国民と中国の国民は絶対に戦争をしてはなりません。
その決意と思いを申し上げます。
 集団的自衛権の行使を認める安保関連法・戦争法に反対です。
敵基地攻撃能力保有を認める安保三文書は日本国憲法に反します。
戦争の準備ではなく平和の構築をすべきです。
 2度と戦争しないと決めた日本国憲法は、世界に対する、アジアに対する約束であり、宣言です。社民党は、憲法改悪をさせず、憲法を活かしていく政治を全力でやっていきます。
 北東アジアの諸国が相互の信頼と理解を深め、アジア・世界の平和のためにともに努力していくことを願いつつ、社民党は北東アジアの平和構築の先頭に立つ決意を表明し、「日中不再戦の誓い」といたします。

2024年1月18日

盧溝橋記念館にて
社会民主党訪中団団長
社会民主党党首 福島みずほ

 

抗日戦争記念館の羅存康館長(前列中央)と社民党訪中団一行。